救護室でちょっと目を放した間にマユリちゃんがいっちゃんを尋問してました。
どうしても旅禍を解剖したいみたいです。
うっかりいっちゃんが殺されても困るので、マユリちゃんを止める。
「まったぁぁぁ!!」
私がマユリちゃん腕をつかんだせいで、ぶれた攻撃がいっちゃんの頭をかすった。
「「涼香・・・」」
「今の無しで!」
「ふざけんな!
今かすったぞ!!」
止めてあげたんだからがたがた抜かすなよ。
・・・ごめんなさい。
「邪魔するんじゃないヨ!涼香!」
「うちの三席傷つけられると困るんだよ」
お前に殺されると思ったとか、いっちゃんは黙ってて。
マユリちゃんも全く覚えのない霊圧たどってけば、旅禍なんてたどり着けるでしょう。
なにやってるんだか。
「ふんっ」
「あ、マユリちゃん!」
いっちゃんはきっと隊長にしか聞かせたくないのだろう。
マユリちゃんと一緒に部屋から出てく。
後ろ手にいっちゃんに手を振った。
私はマユリちゃんに着いていく。
ついでに話しとくか。
「マユリちゃん、ネムちゃん」
「なんだネ」
「なんですか?」
「気を付けてね」
冗談でもなんでもなく。
いっちゃんがやられた。
旅禍は予想以上に強いんだろう。
きゅっとマユリちゃんに抱きつく。
マユリちゃんやネムちゃんの強さを疑うわけじゃない。
それでも、もう二度と私は離れたくないから。
「お前こそ気を付けたまえヨ」
「・・・うん」
ぽんぽんと二度ほどマユリちゃんが私の頭を撫でる。
マユリちゃんからネムちゃんに移りネムちゃんにも同じ事を言う。
ネムちゃんもマユリちゃんと同じことを私に言った。
「なんて顔してるんだネ」
「ん、ごめん」
”約束”しただろうってマユリちゃんは私にいった。
そうだよね。
勝手にいなくならないって約束した。
(2013/08/09)
どうしても旅禍を解剖したいみたいです。
うっかりいっちゃんが殺されても困るので、マユリちゃんを止める。
「まったぁぁぁ!!」
私がマユリちゃん腕をつかんだせいで、ぶれた攻撃がいっちゃんの頭をかすった。
「「涼香・・・」」
02.「約束したよね?」
「今の無しで!」
「ふざけんな!
今かすったぞ!!」
止めてあげたんだからがたがた抜かすなよ。
・・・ごめんなさい。
「邪魔するんじゃないヨ!涼香!」
「うちの三席傷つけられると困るんだよ」
お前に殺されると思ったとか、いっちゃんは黙ってて。
マユリちゃんも全く覚えのない霊圧たどってけば、旅禍なんてたどり着けるでしょう。
なにやってるんだか。
「ふんっ」
「あ、マユリちゃん!」
いっちゃんはきっと隊長にしか聞かせたくないのだろう。
マユリちゃんと一緒に部屋から出てく。
後ろ手にいっちゃんに手を振った。
私はマユリちゃんに着いていく。
ついでに話しとくか。
「マユリちゃん、ネムちゃん」
「なんだネ」
「なんですか?」
「気を付けてね」
冗談でもなんでもなく。
いっちゃんがやられた。
旅禍は予想以上に強いんだろう。
きゅっとマユリちゃんに抱きつく。
マユリちゃんやネムちゃんの強さを疑うわけじゃない。
それでも、もう二度と私は離れたくないから。
「お前こそ気を付けたまえヨ」
「・・・うん」
ぽんぽんと二度ほどマユリちゃんが私の頭を撫でる。
マユリちゃんからネムちゃんに移りネムちゃんにも同じ事を言う。
ネムちゃんもマユリちゃんと同じことを私に言った。
「なんて顔してるんだネ」
「ん、ごめん」
”約束”しただろうってマユリちゃんは私にいった。
そうだよね。
勝手にいなくならないって約束した。
(2013/08/09)