「隊長もうちょっと静かに行きません?」
「あ゛ぁ!?面倒くせぇ・・・
旅禍はこの下か?」
「この下ですけど・・・まさか」
隊長が剣を床にたたきつけた。
土煙の中から現れたのは、へんな髪型をした大男と男が三人、そして僕らより少しばかり年上の女の子。
「石田君、茶渡君、岩鷲君!みんな無事だったんだね!よかった!!」
「井上さん!?」
その女の子は井上さんを抱えていた。
床に着地するとゆっくり井上さんを下した。
・・・きっと死神の人なんだろう。
水色の髪に水色の瞳、まるで水と水晶を集めたように綺麗な人だった。
「死覇装」
「はい?」
「数人分持ってきてあるから、着替えて」
「ありがとうございます」
見た目にぴったりの、涼やかな声。
・・・。
「井上さんたち・・・その着替えるから」
「あ!ごめんね
行こう!やちるちゃん、涼香ちゃん」
涼香さん、か。
「え?」
涼香さんはくてんと首をかしげた。
「いいから、やちると出てろ」
「は~い、行きましょ副隊長」
涼香さんは十一番隊の副隊長と井上さんとともに穴から上の階へと出て行った。
天然な人、なのかな?
「どうした、石田」
「・・・なんでもないよ」
・・・何を考えてるんだ僕は。
「終わった?」
「おう!降りてきていいぞ」
三人が下りてきて、これからどうするかの簡単な説明を涼香さんがした。
十一番隊の目的はどうやら黒崎らしい。
「処刑止めに行くぞ」
「「「了解」」」
朽木さん。
今行きます。
どうか無事でいてください。
(2013/08/09)
「あ゛ぁ!?面倒くせぇ・・・
旅禍はこの下か?」
「この下ですけど・・・まさか」
隊長が剣を床にたたきつけた。
08.「合流したよ!」
土煙の中から現れたのは、へんな髪型をした大男と男が三人、そして僕らより少しばかり年上の女の子。
「石田君、茶渡君、岩鷲君!みんな無事だったんだね!よかった!!」
「井上さん!?」
その女の子は井上さんを抱えていた。
床に着地するとゆっくり井上さんを下した。
・・・きっと死神の人なんだろう。
水色の髪に水色の瞳、まるで水と水晶を集めたように綺麗な人だった。
「死覇装」
「はい?」
「数人分持ってきてあるから、着替えて」
「ありがとうございます」
見た目にぴったりの、涼やかな声。
・・・。
「井上さんたち・・・その着替えるから」
「あ!ごめんね
行こう!やちるちゃん、涼香ちゃん」
涼香さん、か。
「え?」
涼香さんはくてんと首をかしげた。
「いいから、やちると出てろ」
「は~い、行きましょ副隊長」
涼香さんは十一番隊の副隊長と井上さんとともに穴から上の階へと出て行った。
天然な人、なのかな?
「どうした、石田」
「・・・なんでもないよ」
・・・何を考えてるんだ僕は。
「終わった?」
「おう!降りてきていいぞ」
三人が下りてきて、これからどうするかの簡単な説明を涼香さんがした。
十一番隊の目的はどうやら黒崎らしい。
「処刑止めに行くぞ」
「「「了解」」」
朽木さん。
今行きます。
どうか無事でいてください。
(2013/08/09)