Eternal Oath

「私は?」
「ちいと見ん間にこっつらげな口聞くようになったのう、一角」

え?無視?

「え?じゃあ「僕の獲物だよ、諦めなよ涼香・・・美しく」」

・・・美しくなくていいから戦いたいんだけど。

「隊長二番目・・・」
「あ゛あ?」

ちくしょう!
やっぱりな!!剣八隊長もいっちゃんもちかちゃんも嫌いだ!

09.「ねえ私は!?」


十三番隊の朽木ルキアっていう女の子の処刑止めに行く途中で、四人の隊長格に掴まった。
漸く戦えるって思ったのに、七・九番隊の隊長二人は更木隊長が副隊長はいっちゃんとちかちゃんに取られた。


ええ、出遅れた私が悪いんですけどね。
私も躊躇せずに残ればよかった!


「副隊長!」

「あれ?どうしたの水色」
「私も戦いたいです!」


処刑現場まで行けば誰かしらと戦えるかなぁ。


「・・・っ!」
「水色」
「はい・・・」


双極の丘の空気が変わった。
急がないと、処刑されてしまう。


「始まったかな、処刑」
「ええ」

「「一護ちゃん(いっちー)を助けてやんなきゃ」」


おおう、ハモった。

「あ、ありがとう」
「変なの何でぷるるんがお礼?

いっちー助けるのなんて当たり前じゃん!
だって、いっちーは剣ちゃんの友達だもん!!」


笑顔で副隊長が言う。
副隊長のこうゆう所が好きなんだよね。
とてもまっすぐな隊長への気持ちが見えるから。
それは、とても私に似てる。


「私は、一護ちゃんに戦ってもらうって(一方的に)約束したからね~」


さて、行きますか!
強いやつを大体倒してやれば、姫ちゃんたちだけで大丈夫でしょ。


―――ザッ!

副隊長とともに瞬歩でその場を後にする。

適当に雑魚を倒しながら、双極へ向かう。



・・・うん。
このころから嫌な予感がしたんだよね。



―――ドンッ

そう音をたてて、双極が壊される。


「いっちー」


たしかに双極の磔架の上に特徴的な髪が見える。
見間違うわけもない、派手な色。
朽木ルキアと思われる人物を六番隊副隊長の恋ちゃんに預け、朽木隊長に剣を向けた。


・・・また、強くなった。


「あれ?もしかして私達いらない?」
「だね!水色!いっちーとびゃっくん見に行こ!」


(2013/08/09)