「一護ちゃんまた強くなりましたね」
「いっちー楽しそう!」
ええ、心底羨ましい。
「朽木ルキアなら恋ちゃんと一緒に逃げたよ」
「涼香ちゃん・・・」
きっと、この戦いが終わったらこの騒動終わりなんだろうな。
結局私だけ誰とも戦えてないし。
混乱に乗じて山本隊長にでも奇襲かければよかったかな。
「いいなー」
一護ちゃんと朽木隊長を見ながら思った。
きっと、こんな風に思いっきり戦ったら面白いんだろうな。
一護ちゃんたちだけじゃない。
いたるところから霊圧のぶつかりを感じる。
―――あ、マユリちゃんの霊圧だ
もとの姿に戻ったんだ。
ひどく落ち着くその霊圧を私が間違えるはずもない。
「―――ろ、水色」
「あ、はい
なんですか?」
「剣ちゃんたちもう終わったかな?」
「・・・終わったみたいですね」
ふぅん。
ああ、一護ちゃんたちの戦いに飽きたんだな。
基本的に副隊長は隊長以外に興味ないですからね。
ここで一護ちゃんの戦い見ててもしかたないってことですか。
「行きますか?」
「うん!!」
「了解しました」
さて、行きましょう。
走りつつ、元来た道を戻る。
姫ちゃんたちを置いてきたから、その速さは来た時と比べ物にならない。
「あ」
「どうしました?」
「勇音ちゃんから連絡」
連絡?天挺空羅かな。
何かあったのだろうか。
「―――でね、―――で、―――なんだって!」
すみません。
全然わからないです。
「隊長!」
「おう、一護たちはどうした?」
「一護ちゃんは「いっちーはね、びゃっくんと戦ってるよ!」です」
・・・もう慣れました。
私は同意するように頷くだけです。
「隊長、さっきの連絡って」
「ああ、藍染の野郎が裏切りやがった」
「どうゆうことですか?」
それは、瀞霊廷始まって以来の大事件、だと思う。
うへー、めんどくさい予感。
(2013/08/09)
「いっちー楽しそう!」
ええ、心底羨ましい。
10.「真の敵だってさ」
「朽木ルキアなら恋ちゃんと一緒に逃げたよ」
「涼香ちゃん・・・」
きっと、この戦いが終わったらこの騒動終わりなんだろうな。
結局私だけ誰とも戦えてないし。
混乱に乗じて山本隊長にでも奇襲かければよかったかな。
「いいなー」
一護ちゃんと朽木隊長を見ながら思った。
きっと、こんな風に思いっきり戦ったら面白いんだろうな。
一護ちゃんたちだけじゃない。
いたるところから霊圧のぶつかりを感じる。
―――あ、マユリちゃんの霊圧だ
もとの姿に戻ったんだ。
ひどく落ち着くその霊圧を私が間違えるはずもない。
「―――ろ、水色」
「あ、はい
なんですか?」
「剣ちゃんたちもう終わったかな?」
「・・・終わったみたいですね」
ふぅん。
ああ、一護ちゃんたちの戦いに飽きたんだな。
基本的に副隊長は隊長以外に興味ないですからね。
ここで一護ちゃんの戦い見ててもしかたないってことですか。
「行きますか?」
「うん!!」
「了解しました」
さて、行きましょう。
走りつつ、元来た道を戻る。
姫ちゃんたちを置いてきたから、その速さは来た時と比べ物にならない。
「あ」
「どうしました?」
「勇音ちゃんから連絡」
連絡?天挺空羅かな。
何かあったのだろうか。
「―――でね、―――で、―――なんだって!」
すみません。
全然わからないです。
「隊長!」
「おう、一護たちはどうした?」
「一護ちゃんは「いっちーはね、びゃっくんと戦ってるよ!」です」
・・・もう慣れました。
私は同意するように頷くだけです。
「隊長、さっきの連絡って」
「ああ、藍染の野郎が裏切りやがった」
「どうゆうことですか?」
それは、瀞霊廷始まって以来の大事件、だと思う。
うへー、めんどくさい予感。
(2013/08/09)