「涼香・・・それ終わったらもう今日は帰っていいぞ」
「分かりました」
そんなわけで、剣八隊長にも見放されました。
おいていかないでください。
山本隊長は治療も終わったし離してほしい。
結局解放されたのは、それから一時間後の事だった。
なんでー?
そんなこんなで藍染の反乱から三日後。
―――ドゴォッ
「次!」
道場に今日響いてるのはいっちゃんじゃなく私の怒号だった。
気づけば無傷で立ってるのはちかちゃんだけになってるし、みんなは勘弁してくださいって言ってるし最悪。
私は強くならなきゃいけないのに。
「・・涼香、どうしたんだい?」
「・・・別に、次の戦いに備えてるだけだよ」
もしも、彼らが生きてるならきっと次の戦いに出てくる。
だって一度だって彼は藍染を信じたことなんかないんですから。
藍染に裏切られて命を落とすはずがない。
それならばきっと、生きていて、次の戦いには顔をだすはずなんだ。
「はぁ?
本気で言ってるのかい??」
失礼な。
私はいつだって本気ですー。
「うおっ!?どうしたんだ?一角」
あ。
良いところに来ました一護ちゃん。
ちょっと私と手合わせしませんか?と木刀を向ければ、今入ってきたばかりの道場から出て行こうとするの?
お姉さん理解できないなー。
「ちょっと待った!」
待たないに決まってるじゃないですか。
「ちょうど良いことに斬魄刀も持ってるし、ね?」
道場の隅に立て掛けてあった龍王丸を手にもってかれの方を向く。
と同時に一護ちゃんは全力で逃げ出した。
「逃がさないよ」
一護ちゃんを追って私も走り出した。
遠くで程々にねーって、ちかちゃんの声がした。
(2013/08/09)
「分かりました」
そんなわけで、剣八隊長にも見放されました。
おいていかないでください。
山本隊長は治療も終わったし離してほしい。
結局解放されたのは、それから一時間後の事だった。
なんでー?
13.「それなりに好きだからさ」
そんなこんなで藍染の反乱から三日後。
―――ドゴォッ
「次!」
道場に今日響いてるのはいっちゃんじゃなく私の怒号だった。
気づけば無傷で立ってるのはちかちゃんだけになってるし、みんなは勘弁してくださいって言ってるし最悪。
私は強くならなきゃいけないのに。
「・・涼香、どうしたんだい?」
「・・・別に、次の戦いに備えてるだけだよ」
もしも、彼らが生きてるならきっと次の戦いに出てくる。
だって一度だって彼は藍染を信じたことなんかないんですから。
藍染に裏切られて命を落とすはずがない。
それならばきっと、生きていて、次の戦いには顔をだすはずなんだ。
「はぁ?
本気で言ってるのかい??」
失礼な。
私はいつだって本気ですー。
「うおっ!?どうしたんだ?一角」
あ。
良いところに来ました一護ちゃん。
ちょっと私と手合わせしませんか?と木刀を向ければ、今入ってきたばかりの道場から出て行こうとするの?
お姉さん理解できないなー。
「ちょっと待った!」
待たないに決まってるじゃないですか。
「ちょうど良いことに斬魄刀も持ってるし、ね?」
道場の隅に立て掛けてあった龍王丸を手にもってかれの方を向く。
と同時に一護ちゃんは全力で逃げ出した。
「逃がさないよ」
一護ちゃんを追って私も走り出した。
遠くで程々にねーって、ちかちゃんの声がした。
(2013/08/09)