姫ちゃんを助けるために、一護ちゃん達が先走って虚圏へ行ってしまったらしい。
「全く大莫迦だネ」
「それにつきましては、涅十二番隊隊長様、水原十一番隊四席様に一番隊へお越し願いたく!」
「遂に、かな?」
「さっさといくヨ!早くしろ!ウスノロ!」
「はーい」
遂に、決戦のようです。
私は現世で、ちかちゃんと共に柱の守護。
マユリちゃんは虚圏で一護ちゃん達のサポートと破面の殲滅。
虚圏へ行けると言う事もあって、マユリちゃんは上機嫌だ。
一方私は・・・。
「むー」
「涼香は虚圏へ行きたかったのかい?」
柱の上で座り込む私にちかちゃんが問いかける。
ちなみに、話し合いの結果、最初の敵は私が、次の敵はちかちゃんが、と交互に相手をすることになった。
「そう言う訳ではないけど・・・
マユリちゃんの戦うところ見たかったなぁ
戦ってるマユリちゃんは、かっこいいから」
「かっこいい!!?」
叫ぶことかな?
かっこいいと思うんだけどなぁ。
「涼香って・・・」
「ん?何?」
「涅隊長好きだよね」
好きだよ?
「いや、そうじゃなくて・・・」
?
「恋愛感情だろ?それ」
「え・・・?」
恋愛?
―――ああ
―――そっかぁ
「そうかも、しれないね」
私はマユリちゃんが大好きで。
大好きでだいすきで仕様がなくて。
一緒に居れればいいとしか考えていなかったから。
家族も好きな人どころか友達すらもいなかった私は、霊術院でマユリちゃんに会って、初めて敵ではない他人にあった。
それまで周りはすべて敵だった。
そう、”人間”としての私はあの時初めて始まった。
「でも、そんなのどうでもいいよ」
マユリちゃんが好きで、側に居たい。
それだけわかってればそれで十分なのですから。
(2014/11/05)
「全く大莫迦だネ」
「それにつきましては、涅十二番隊隊長様、水原十一番隊四席様に一番隊へお越し願いたく!」
「遂に、かな?」
「さっさといくヨ!早くしろ!ウスノロ!」
「はーい」
遂に、決戦のようです。
25.「正直今更ですよね」
私は現世で、ちかちゃんと共に柱の守護。
マユリちゃんは虚圏で一護ちゃん達のサポートと破面の殲滅。
虚圏へ行けると言う事もあって、マユリちゃんは上機嫌だ。
一方私は・・・。
「むー」
「涼香は虚圏へ行きたかったのかい?」
柱の上で座り込む私にちかちゃんが問いかける。
ちなみに、話し合いの結果、最初の敵は私が、次の敵はちかちゃんが、と交互に相手をすることになった。
「そう言う訳ではないけど・・・
マユリちゃんの戦うところ見たかったなぁ
戦ってるマユリちゃんは、かっこいいから」
「かっこいい!!?」
叫ぶことかな?
かっこいいと思うんだけどなぁ。
「涼香って・・・」
「ん?何?」
「涅隊長好きだよね」
好きだよ?
「いや、そうじゃなくて・・・」
?
「恋愛感情だろ?それ」
「え・・・?」
恋愛?
―――ああ
―――そっかぁ
「そうかも、しれないね」
私はマユリちゃんが大好きで。
大好きでだいすきで仕様がなくて。
一緒に居れればいいとしか考えていなかったから。
家族も好きな人どころか友達すらもいなかった私は、霊術院でマユリちゃんに会って、初めて敵ではない他人にあった。
それまで周りはすべて敵だった。
そう、”人間”としての私はあの時初めて始まった。
「でも、そんなのどうでもいいよ」
マユリちゃんが好きで、側に居たい。
それだけわかってればそれで十分なのですから。
(2014/11/05)