始まった。
と思った瞬間に終わりました。
最初にやってきた破面は始解もせずに倒せるほど弱かった。
・・・つまんなーい。
集中できないからと言われ、私はちかちゃんの側から離れる。
離れるとは言っても、有事にはすぐに駆け寄れる、声が聞こえるか聞こえないかそれぐらいの位置だ。
「「・・・ブサイク!!!」」
・・・いったい何の話をしているんだろう。
敵の破面と。
力は遥かに破面が上、剣を合わせるたびに、ゆみちゃんが吹き飛ばされる。
私は準備をしないといけないかもしれないと、斬魄刀に手を重ねる。
素早さでは、若干ちかちゃんが上だったようで破面の髪を切り落とした。
「こっこのクソブサイクがァァァァァ!!」
あ、破面がキレた。
「煌めけレイーナ・デ・ロサース!」
開放により、破面の姿が変わる。
水蒸気がはれ、破面のきわどい姿が現れると、ちかちゃんの大笑いがあたりに響いた。
たしかに白い布をひらひらさせ、股間を強調した姿は少し面白い。
あ、虚閃撃たれた。被弾してる。
そのまま胸倉をつかまれ、破面の技が二人を黒い茨の中に隠す。
ちかちゃんの霊圧が消えたらすぐに駆けつけられるように私は斬魄刀を抜いた。
でも、そんな心配は杞憂に終わりました。
数分でパラパラと茨が崩れ、ちかちゃんが見え、破面が見え。
破面の体が崩れ落ちた。
「ちかちゃん!」
「涼香、治して」
治してって私四番隊じゃないんですけど。
それでも、練習の副産物で、治療速度は上がってる。
しょうがないと言う事で、鬼道をかけようとした瞬間に
―――ドン!
「「いっちゃん(一角)!!?」」
大きな音を立てて、柱の一つが壊れた。
そこに居たのはいっちゃんで、急いで私たちはそちらに駆け寄る。
「っ!?」
ちかちゃんが、いつの間にか来ていた檜佐木副隊長に止められた。
合わせて私も足を止める。
「班目がやられた相手にお前らがかかって何とかできんのか!!?」
「知るかよ!そんなの!!」
あ、ちかちゃん吉良副隊長に穿点打たれた。
「私はいっちゃんより強いですよ?」
え?他に言う事ないの?って?
ないですけど・・・。
「こいつ、綾瀬川気絶させたんだぞ?」
「・・・!ああ!
私は重いし運びたくないです!!」
「ちげぇ」
(2014/11/05)
と思った瞬間に終わりました。
最初にやってきた破面は始解もせずに倒せるほど弱かった。
・・・つまんなーい。
26.「言い合いとかどっちも醜いとおもうの」
集中できないからと言われ、私はちかちゃんの側から離れる。
離れるとは言っても、有事にはすぐに駆け寄れる、声が聞こえるか聞こえないかそれぐらいの位置だ。
「「・・・ブサイク!!!」」
・・・いったい何の話をしているんだろう。
敵の破面と。
力は遥かに破面が上、剣を合わせるたびに、ゆみちゃんが吹き飛ばされる。
私は準備をしないといけないかもしれないと、斬魄刀に手を重ねる。
素早さでは、若干ちかちゃんが上だったようで破面の髪を切り落とした。
「こっこのクソブサイクがァァァァァ!!」
あ、破面がキレた。
「煌めけレイーナ・デ・ロサース!」
開放により、破面の姿が変わる。
水蒸気がはれ、破面のきわどい姿が現れると、ちかちゃんの大笑いがあたりに響いた。
たしかに白い布をひらひらさせ、股間を強調した姿は少し面白い。
あ、虚閃撃たれた。被弾してる。
そのまま胸倉をつかまれ、破面の技が二人を黒い茨の中に隠す。
ちかちゃんの霊圧が消えたらすぐに駆けつけられるように私は斬魄刀を抜いた。
でも、そんな心配は杞憂に終わりました。
数分でパラパラと茨が崩れ、ちかちゃんが見え、破面が見え。
破面の体が崩れ落ちた。
「ちかちゃん!」
「涼香、治して」
治してって私四番隊じゃないんですけど。
それでも、練習の副産物で、治療速度は上がってる。
しょうがないと言う事で、鬼道をかけようとした瞬間に
―――ドン!
「「いっちゃん(一角)!!?」」
大きな音を立てて、柱の一つが壊れた。
そこに居たのはいっちゃんで、急いで私たちはそちらに駆け寄る。
「っ!?」
ちかちゃんが、いつの間にか来ていた檜佐木副隊長に止められた。
合わせて私も足を止める。
「班目がやられた相手にお前らがかかって何とかできんのか!!?」
「知るかよ!そんなの!!」
あ、ちかちゃん吉良副隊長に穿点打たれた。
「私はいっちゃんより強いですよ?」
え?他に言う事ないの?って?
ないですけど・・・。
「こいつ、綾瀬川気絶させたんだぞ?」
「・・・!ああ!
私は重いし運びたくないです!!」
「ちげぇ」
(2014/11/05)