桃ちゃんがいなくなって。
シロがいなくなって。
ねぇ、私もここに来たよ?
私の名前は鈴花 春奈。
一応、九番隊の五席で、雛森 桃と日番谷 冬獅郎の幼馴染です。
はい。
数十年前、私よりも早く死神になった二人を追いかけて、私は死神になった。
んで、個人的桃ちゃんとシロがいつ気づくかゲームをしてたんだけど・・・
これがぜんっぜん気づかないんだよね。シロが。 桃ちゃんはすぐきづいてくれたのにね。
しかも、隣の隊なのに。
五席なのに。
「シロのばーか。」
思わず空を見上げて呟いた。
十数年も気づかれなかったらつぶやきたくもなるよ。
昔は『春奈、春奈』って私の周りをキャンキャンキャンキャンと・・・(そんな事実はありません)
「・・・はぁ」
仕事も進まないし。
「おい」
ちょ~っと、現実逃避をしていた私の後ろから響く低い声。
誰のっていったら一人しか居ないんだけどね。
「鈴花・・・」
振り向けば、思った通りの人物で。
卑猥な刺青が今日もまぶしいぜ☆
「誰が卑猥刺青だ!」
「副隊長!人の心を読まないでください!」
「全部口に出してんだよ!!!」
・・・・・・・・さあ、逃げるか。
増える副隊長の青筋に、私は身の危険を感じる。
「で、てめぇは何してたんだ?」
そんな地を這うような声出さないで下さいよ。
「いつまでたっても気づいてくれないシロに思いをはせて?みたり?」
「・・・おい」
え?なんでこんなに卑猥刺m・・・ゲフンゲフン、69副隊長が怒ってるのかって?
私の机の上に書類が山済みになってるからだと思うよ☆
今日はいい天気だし仕方がない。
「どれだけ書類をためれば気が済むんだ?」
「えっと、いくらでも?」
・・・いい天気だし仕方がない。
「(プチッ)」
あっ、どっかが切れた音がした。
うん、逃げよう。
すぐ逃げよう。
そして私は、青空の下駆け出した。
今にも抜刀しそうな副隊長につかまらないように。
「まちやがれ!
今日は書類全部終わらすまでかえさねぇぞ!」
「無理ですよ!そんなの!」
私はかける、青空の下。
後ろからかけてくる副隊長はいつにもまして顔が怖い。
それもこれも全部全部シロが気づいてくれないのがいけないんだ!
「仕事をやらないのが悪いんだよ!!」
「副隊長!人の心を読まないでください!」
「全部口に出してんだよ!!!」
(2011/11/28)
こちらの話は夢集房様へ提供させていただいた話の書き直しです。
シロがいなくなって。
ねぇ、私もここに来たよ?
01.いい加減気づけやヴォケが!!
私の名前は鈴花 春奈。
一応、九番隊の五席で、雛森 桃と日番谷 冬獅郎の幼馴染です。
はい。
数十年前、私よりも早く死神になった二人を追いかけて、私は死神になった。
んで、個人的桃ちゃんとシロがいつ気づくかゲームをしてたんだけど・・・
これがぜんっぜん気づかないんだよね。シロが。 桃ちゃんはすぐきづいてくれたのにね。
しかも、隣の隊なのに。
五席なのに。
「シロのばーか。」
思わず空を見上げて呟いた。
十数年も気づかれなかったらつぶやきたくもなるよ。
昔は『春奈、春奈』って私の周りをキャンキャンキャンキャンと・・・(そんな事実はありません)
「・・・はぁ」
仕事も進まないし。
「おい」
ちょ~っと、現実逃避をしていた私の後ろから響く低い声。
誰のっていったら一人しか居ないんだけどね。
「鈴花・・・」
振り向けば、思った通りの人物で。
卑猥な刺青が今日もまぶしいぜ☆
「誰が卑猥刺青だ!」
「副隊長!人の心を読まないでください!」
「全部口に出してんだよ!!!」
・・・・・・・・さあ、逃げるか。
増える副隊長の青筋に、私は身の危険を感じる。
「で、てめぇは何してたんだ?」
そんな地を這うような声出さないで下さいよ。
「いつまでたっても気づいてくれないシロに思いをはせて?みたり?」
「・・・おい」
え?なんでこんなに卑猥刺m・・・ゲフンゲフン、69副隊長が怒ってるのかって?
私の机の上に書類が山済みになってるからだと思うよ☆
今日はいい天気だし仕方がない。
「どれだけ書類をためれば気が済むんだ?」
「えっと、いくらでも?」
・・・いい天気だし仕方がない。
「(プチッ)」
あっ、どっかが切れた音がした。
うん、逃げよう。
すぐ逃げよう。
そして私は、青空の下駆け出した。
今にも抜刀しそうな副隊長につかまらないように。
「まちやがれ!
今日は書類全部終わらすまでかえさねぇぞ!」
「無理ですよ!そんなの!」
私はかける、青空の下。
後ろからかけてくる副隊長はいつにもまして顔が怖い。
それもこれも全部全部シロが気づいてくれないのがいけないんだ!
「仕事をやらないのが悪いんだよ!!」
「副隊長!人の心を読まないでください!」
「全部口に出してんだよ!!!」
(2011/11/28)
こちらの話は夢集房様へ提供させていただいた話の書き直しです。