Eternal Oath

うっかりしてた!

忘れてたよ個人的ゲーム!!

04.うっかりしちゃった☆


「69副隊長!追いかけてこないで下さい!」


私は今追われていた。
副隊長に・・・

なぜってまぁ。書類たまってるからですね。きっと。


今回は気合入れて溜めたからいっぱい机の上に書類があるよ☆



「止まれ!鈴花!!」

「いやです!卑猥なイレズミしてる副隊長にだけはつかまりたくないです!


おっと、つい本音が・・・


「よし、そこに直れ」


アハッ☆
青筋増えちゃったじゃん。


「絶対イヤです!」


今捕まったら説教一時間は硬いね。
捕まってたまるか!



「ん?」


っと、前方から駆けてくる人影を発見。
あのグラマーでセクシーな方は松本副隊長では!?


「こんにちは~。
松本副隊長」


やぱい、超美人。


「こんにちは。ってあんた、もしかして噂の九番隊三席?」


噂って!?


「はい。三席の鈴花 春奈です」

「そう。で、なんで春奈は逃げてるの?」
「安眠のためです!!」

「ようは、サボリね」


そうとも言う


「そうともいいます!!」

「面白い子ね。
ちょうど、私もサボろうと思ってたのよ。

一緒に逃げましょうか」

「はい!!」


こんな美人さんとならどこへでも逃げますよ!

卑猥刺青様には負けないよ!


っと、浮かれていた私だが、そのとき私はすっかりわすれていた。
松本副隊長の隊はシロだと言う事を・・・・


「まちやがれ!今日という今日は仕事しろ!」


やば。

本気だよ・・・副隊長。


「松本副隊長。瞬歩つかいましょう」
「使えるの?」

「はい!がんばって習得しました!

安眠のために!」


そうして、瞬歩で逃げ切った私達は、詰め所裏の木陰を安眠スポットとして選んだ。


「ところで松本副隊長。
シロとどういう関係ですか?恋人ですか?」


ついつい、私の口からはこんな言葉がこぼれた。
だって、セクシーなのかキュートなのか気になるじゃん!


「あははははは」


爆笑さえたよ!!

え?わたし、まだなにもしてないよ!!


「そっかぁ。隊長まだなにも言ってないんだ?」



え?え?どういうことですか?
シロにはなにか言われるどころか会ってもいませんけど??


「松本!!!」


私が混乱しているところに、声が響いた。

その方向を見るとシロがいた。


懐かしくて、懐かしくて・・・


「シロ!」


思わず叫んだ。



春奈!?」


あ゛
つい、呼んじゃった☆

ゲーム終わっちゃったジャン!!


と、いうわけで、私の個人的ゲームはここで幕を閉じた。


(2011/11/28)