きっと、ずっと好きだったんだね。
・・・見つかったのはくやしいけど
それから、何故かわたしは松本副隊長をそっちのけでシロに呼び出されました。
仕事しろよ
「・・・・久しぶり、シロ」
「・・・・・・・・あぁ」
テンション低いよ。
怖いよ~。
怒ってる・・・のかな?
いや、私まだなにもしてないよ。
昔は『春奈、春奈』って私の周りをキャンキャンキャンキャンと・・・(だからそんな事実はありません)
「・・・」
「・・・」
・・・・
沈黙が重いぞ!!!
「何かしゃべろうぜ!シロ!!」
「・・・・」
・・・なんかしゃべろうよ・・・。
「っで!何でいまさら!」
え?
「避けられてるのかと思った・・・・
お前が、死神になったって知って、んでいくら待ってもこないし
・・・嫌われたのかと・・・・」
う゛、そんな風におもわれてたのか・・・
会いにいけばよかったのかな?
私も寂しかったし。
「いや、避けてたわけじゃないよ。
ただ、いつシロが気づいてくれるか!的な個人的ゲームをしてただけで☆」
「はぁ?」
うわぉ!
シロの顔がおもろい。
そんなに見つめるなって(注、睨んでます)
「いやぁ。
なんかね、シロたちを追いかけてったのはいいんだけど、普通に追いかけたんじゃつまらないし。
・・・・暇だったから」
「馬鹿か!
俺がどんな気持ちでいたと・・・」
・・・なんだ?
シロなんか変。
昔だったら、キャンキャン・・・じゃなくって、ツッコミと言う名のとび蹴りの一つでもくれるはずなのに。
あ、私Mじゃないよ。
「大丈夫?変」
私は本気で可笑しいシロの額に手をやる。
熱は・・・ない。
「ばっ!!気づけよ」
は?え?どういうこと???
「はい?」
自分の理解能力と戦ってるんだよ!私は!!
「俺はお前が好きだ」
・・・
「・・・・・・・・・・はい?」
・・・・・?
・・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・!?
「ああ」
そっか。
「私は・・・」
答えはでた。
今まで理解できてなかったのが嘘のように。
絡まってる紐が解けるようにあっさりと。
「春奈」
「私も・・・好きだよ」
今気づいたんだけどきっと、私はずっとシロのことが好きだったと思うの。
それじゃなきゃこんなに執着しなかったもん!
「大好きだよ冬獅郎」
「あぁ、俺もだ」
私は冬獅郎に抱きしめられた。
「寂しかった。
避けられてるのかと思った・・・」
「さっきもおんなじこと言ってたよ。ボケた?」
「おい。
まぁいい、もう避けんなよ。・・・・隠れんなよ。」
「わかってるって・・・ちゃんと気づいてくれてたんだし」
さらに、強く抱きしめられた。
「ずっと、ここに居ろよ」
わかってるよ。
「うん」
ゲームの終わり。
私達は新たなスタートにたった。
だけど、もう寂しくないね。
ずっと二人だから。
私はずっと冬獅郎の隣に・・・。
(2011/11/28)
・・・見つかったのはくやしいけど
05.『ここに居るよ』
それから、何故かわたしは松本副隊長をそっちのけでシロに呼び出されました。
仕事しろよ
「・・・・久しぶり、シロ」
「・・・・・・・・あぁ」
テンション低いよ。
怖いよ~。
怒ってる・・・のかな?
いや、私まだなにもしてないよ。
昔は『春奈、春奈』って私の周りをキャンキャンキャンキャンと・・・(だからそんな事実はありません)
「・・・」
「・・・」
・・・・
沈黙が重いぞ!!!
「何かしゃべろうぜ!シロ!!」
「・・・・」
・・・なんかしゃべろうよ・・・。
「っで!何でいまさら!」
え?
「避けられてるのかと思った・・・・
お前が、死神になったって知って、んでいくら待ってもこないし
・・・嫌われたのかと・・・・」
う゛、そんな風におもわれてたのか・・・
会いにいけばよかったのかな?
私も寂しかったし。
「いや、避けてたわけじゃないよ。
ただ、いつシロが気づいてくれるか!的な個人的ゲームをしてただけで☆」
「はぁ?」
うわぉ!
シロの顔がおもろい。
そんなに見つめるなって(注、睨んでます)
「いやぁ。
なんかね、シロたちを追いかけてったのはいいんだけど、普通に追いかけたんじゃつまらないし。
・・・・暇だったから」
「馬鹿か!
俺がどんな気持ちでいたと・・・」
・・・なんだ?
シロなんか変。
昔だったら、キャンキャン・・・じゃなくって、ツッコミと言う名のとび蹴りの一つでもくれるはずなのに。
あ、私Mじゃないよ。
「大丈夫?変」
私は本気で可笑しいシロの額に手をやる。
熱は・・・ない。
「ばっ!!気づけよ」
は?え?どういうこと???
「はい?」
自分の理解能力と戦ってるんだよ!私は!!
「俺はお前が好きだ」
・・・
「・・・・・・・・・・はい?」
・・・・・?
・・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・!?
「ああ」
そっか。
「私は・・・」
答えはでた。
今まで理解できてなかったのが嘘のように。
絡まってる紐が解けるようにあっさりと。
「春奈」
「私も・・・好きだよ」
今気づいたんだけどきっと、私はずっとシロのことが好きだったと思うの。
それじゃなきゃこんなに執着しなかったもん!
「大好きだよ冬獅郎」
「あぁ、俺もだ」
私は冬獅郎に抱きしめられた。
「寂しかった。
避けられてるのかと思った・・・」
「さっきもおんなじこと言ってたよ。ボケた?」
「おい。
まぁいい、もう避けんなよ。・・・・隠れんなよ。」
「わかってるって・・・ちゃんと気づいてくれてたんだし」
さらに、強く抱きしめられた。
「ずっと、ここに居ろよ」
わかってるよ。
「うん」
ゲームの終わり。
私達は新たなスタートにたった。
だけど、もう寂しくないね。
ずっと二人だから。
私はずっと冬獅郎の隣に・・・。
(2011/11/28)